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2007.07.11 (Wed)

『紙魚家崩壊(しみけほうかい) 九つの謎』

[著者]北村薫
[出版社]講談社 
[初版発行]2006年3月20日

[感想等]
 本の収集家の屋敷での密室事件を描いた表題作『紙魚家崩壊』他
日常の謎や狂気など、9つのミステリ短編を収録。

 冒頭の作品『溶けていく』は1人暮らしのOLが平凡な日常生活から、
マンガの世界へと逃避していくという狂気を描いた作品だったが、
とぼけた感じもする名探偵と助手が登場する作品『紙魚家崩壊』や
出版社のOL千春さんを主人公にした日常の小さな謎を描くような
『サイコロ、コロコロ』『おにぎり、ぎりぎり』というほのぼの系、
おとぎばなしや太宰治の作品に別解釈をする『新釈おとぎばなし』など、
元の掲載雑誌などが違うせいか、色々な味わいの作品が収録されていて
気楽に楽しめる感じの作品集であった。

 中でも、数人の女性が握った数種の形の違うおにぎりを見て、
その形のおにぎりを誰が握ったかを推理し、その数から途中で
おにぎり製作中に外へ出て、作業を中断したのかを当てようとする
『おにぎり、ぎりぎり』が趣向がなかなか面白く感じた。
 ネタばれになってしまうが、結局は、男性のもっともらしい
推理が覆されるオチがユーモラスで、私は気に入った。
 

紙魚家崩壊 九つの謎


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 北村薫

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