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2007.07.21 (Sat)

『回想のビュイック8』(上・下)

[著者]スティーヴン・キング
[訳者]白石朗
[出版社]新潮社 新潮文庫
[初版発行]平成17年9月1日

[感想等]
 ペンシルヴェニア州の田舎町のD分署の倉庫に眠る、
新品同様の謎の車・ビュイック8(エイト)。
 警官の父を不慮の事故でなくした18歳の少年・ネッドは
父の元同僚たちから、署の外には洩らされていないビュイック8の秘密、
信じられないような出来事やビュイック8と父の関わりを聞かされる。

 謎の車を巡る怪事件は、とても信じられないSF的な展開と、
キングらしいホラー描写で、とにかく気持ち悪く不気味であった。
 過去を語る父の元同僚たちのネッドへの愛情や信頼、
亡きネッドの父・カートを含めた仲間意識などを感じさせる
田舎の警察の誇りや連帯感が人間らしく感じられなかったら、
あるいは、謎の解明を期待していなかったら、読み進めるのは
かなり長く辛く感じたかもしれない。
 もっとも、元同僚たちはビュイック8に関わる怪事件を、
信頼できる部外者に打ち明けてどう感じるか知りたかったのではと、
感じられる点も無かったとは言えないが・・・。

 だが、何よりもネッドが父自身がビュイック8に魅せられたことや
起こった出来事をどう思っていたかを知ることが無い展開が残念だし、
結局、ビュイック8は何だったのかという疑問は仮説的な答えしか
与えられていない点や最後のオチにも、少々不満が残ってしまった。


回想のビュイック8(上)回想のビュイック8(下)


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ホラー SF スティーヴン・キング

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