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2007.08.12 (Sun)

『親鸞の不在証明』

[著者]鯨統一郎
[出版社]祥伝社 ノン・ノベル
[初版発行]平成18年9月10日

[感想等]
 文明(ぶんめい)14年(西暦1482年)、8月。
 歴史の謎を求めて旅をしている六郎太(ろくろうた)と静(しずか)は、
親鸞(しんらん)に縁のある寺で、浄土真宗(じょうどしんしゅう)
中興の祖・蓮如(れんにょ)から、ある村での陰惨な連続殺人事件の話
を聞かされる。
 蓮如が暴いた事件の謎から、六郎太は気になっていた親鸞の問題の
解決を見つけ、親鸞の秘密に気が付く。

 親鸞に関して、浄土真宗の重要な書物にはあまり記載が無いことを
指摘する六郎太に自分が遭遇した殺人事件の話を始める蓮如なので、
何かその殺人事件に親鸞が登場するのかと思って読んでいたら、
延々と異教を信じる村の豪農五条丸家に婿入りした寛八郎の周囲で
起こった連続殺人の話が続くのには、とまどってしまった。

 その事件の意外な真相を解くことが出来たのが蓮如で、
それは親鸞の不在証明が関わっているというオチによって、
親鸞に関する意外な説も解くことが出来るという形で、
この作品で作者の言いたかった説が判るのですが、
出来れば、そういう形でなく、参考文献などを駆使しながら、
親鸞の不在証明を証明して欲しかった。
 説としてはなかなか面白いので、架空の殺人事件と同様の
単なる物語になってしまいそうなのが、惜しく思えたので・・・。


親鸞の不在証明

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 歴史 鯨統一郎

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