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2005.08.01 (Mon)

『クロノス・ジョウンターの伝説』

[著者]梶尾真治
[出版社]朝日ソノラマ ソノラマ文庫 
[初版発行]2003年6月30日

[感想等]
 過去へ旅立てる「クロノス・ジョウンター」という機械が開発され、
その実験に志願して過去へ旅立った人々を描く短編3篇と、
その外伝のような作品1篇の時間SF小説集。

 愛する人を救うために過去へ旅立つという設定などは
それほど目新しくないし、過去を改変することで、
未来に影響を与えるということを重く見ていない点などには
ちょっと疑問を感じさせられた。 
 が、過去から戻る際に、現在には戻れず、
戻った分に比例した未来へ飛ばされるという設定になっていて、
愛する人を救っても、その人と現在の時間を共有できないし、
未来で会えるかも定かでない点が良く出来ている。
 特に第1番目の作品「吹原和彦の軌跡」などは、
愛する人を救うため、何度も遠い未来に飛ばされながらも、
目的を達しようとする和彦の姿が痛々しく、
切なく感じられる作品になっている。

 その他の作品も時間旅行を扱ったSFというより、
SF的な設定での純愛を扱った作品という雰囲気が強かったが、
それが不快でなく、楽しめた。


クロノス・ジョウンターの伝説

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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