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2007.09.09 (Sun)

『還(かえ)らざる道』

[著者]内田康夫
[出版社]祥伝社
[初版発行]平成18年11月10日

[感想等]
 愛知・岐阜県境の奥矢作(おくやはぎ)湖で発見された他殺体。
 被害者は白陽インテリア会長の瀬戸一弘で、孫娘の雨宮正恵は
その死が、祖父の過去に関わりがある殺人ではないかと思い、
事件の真相と祖父の過去を調べる旅に出る。
 途中知り合った浅見光彦に助けられ、彼に思いを寄せながら、
彼女が知った昔の事件と、祖父の行おうとした正義とは?

 昔、不本意ながら、正義を貫くことが出来なかった男が、
人生の終わり近くに、償い、正したいとすることから、
殺人事件が起きてしまい、そこから過去の事件の真相が
掘り起こされるという物語である。

 木材の横流し、役人や議員などの不正などが絡むような、
昔も今もありえるような事件が事件の根である。
 浅見や正恵とたどっていく、瀬戸の過去や事件の真相、
正義を行おうとするものが簡単に殺されてしまう世の中や
50年たっても同じような事件が起こること、
権力に関する欲望の醜さなどに悲しみや怒りを感じてしまう
物語の展開が良く出来ていて、一気に読める作品である。

 しかし、犯罪の責任者の最後の責任の取らせ方はいまひとつ。
 今更かもしれないが、過去の事件も含め、きちんと
世間的にわかる形で、罪を償わせるべきではないのかと感じられた。


還らざる道

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 内田康夫

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