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2007.10.31 (Wed)

『六番目の小夜子』

[著者]恩田陸
[出版社]新潮社 新潮文庫
[初版発行]平成13年2月1日

[感想等]
 とある地方の高校に謎めいた美人転校生・津村沙世子がやってくる。
 その高校には、十数年間、サヨコと呼ばれる生徒が3年ごとに
密かに選ばれ、学園祭で「小夜子」のお芝居をするという不思議な
ゲームが受け継がれていた。
 そして、今年は「六番目のサヨコ」が誕生する年だったのだが、
当初選ばれていた「サヨコ」は急病で入院してしまう。

 津村沙世子は事故で死亡し、役目を全うできなかった
昔の「二番目のサヨコ」と同姓同名らしく、もしかして、
彼女の生まれ変わりや霊なのだろうか?という疑問を抱かせたり、
ホラー的な要素なども盛り込んだストーリーなのだが、
結局、不可解な部分がいくつか解決されずに残ってしまう点には、
批判的な意見もあるだろう。

 が、不思議な伝説や伝統のある高校の中で、恋愛や受験など
色々な悩みを抱きながらも、生き生きと学校生活を過ごし、
受験を前にした最後の学園祭で不思議な劇が催され、
またそれが伝説になっていく物語は、曖昧な部分がある方が
良いのではないだろうか?
 その方が、無邪気さを失ってしまっているような、
かつて高校生だった頃が懐かしい私のような読者に、
よりノスタルジックで不思議な読後感を残すだろうから・・・。


六番目の小夜子

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ ホラー 恩田陸

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