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2007.11.10 (Sat)

『魔物を狩る少年』

[著者]クリス・ウッディング
[訳者]渡辺庸子
[出版社]東京創元社 創元推理文庫
[初版発行]2005年8月11日

[感想等]
 プロイセン(ドイツ)の飛行船の爆弾で壊滅的な打撃を受けて敗れた
ヴィクトリア朝のロンドンは魔の眷族が跋扈する地になっていた。
 凄腕のウィッチハンター(魔物狩り)を父に持つ少年・サニエルは
死んだ父の後を継ぐようにウィッチハンターになり、魔物と戦っていた。
 彼は戦いに出た夜に記憶を失った美少女・アラザイベルに出会い、
彼女を保護する。彼女の背中には秘密結社の紋章の刺青があった。
 かがて、その頃、連続殺人事件を捜査していた警察の捜査と、
アラザイベルの謎を解こうとするサニエルが関わることに・・・。

 魔物の恐怖や邪教の秘密結社などのある世界が舞台なのだが、
あまり怖い作品ではなく、魔物との死をかけた戦いでさえ、
ゲームかアニメの一場面のような感じがしてしまい、
読みやすくはあるのだが、オチが見えてしまう展開など、
少々残念な気がする部分の多い作品である。
 
 特に、偉大な父を持つ少年の成長や酷い両親を持つ少女の出会いと
愛の物語としては、かなり物足りないようにも思えた。
 
 もちろん、空を飛行船が飛び、プロイセンに負けたという設定や
ディケンズの作品を思い出させるような乞食の集団や、
スコットランドヤードの刑事が活躍するなど、パラレルワールドの
ビクトリア朝ロンドンとしての描写は興味深く、面白いのだが・・・。


魔物を狩る少年


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ホラー ファンタジィ クリス・ウッディング

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