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2007.11.25 (Sun)

『美しい家』

[著者]加門七海
[出版社]光文社 光文社文庫
[初版発行]2007年4月20日

[感想等]
 ビルの谷間に建つ古ぼけた木造の家は、少女がいなくなったり、
怪しい子供の声がすると人が住み着かない家だった。
 退屈し、未来の希望を失った大学生・近江がそこへ住み始め、
彼の友人の失業中の「私」は彼を訪ね、その家の不思議な光景に
魅せられてしまい・・・という表題作『美しい家』他、
怪奇談や幻想的な作品7編を収録した短編集。

 表題作『美しい家』は幻想的で魅力的な光景を見せる家に
現実から逃避してしまい、夢中になるという状況を描き、
恋愛にまつわる恐怖体験『悪夢』『幻の女』などと共に、
それ程目新しい題材ではないのだが、ジワリと来る感じの
恐怖の味のするラストがなかなか良かった。

 が、私は怖いものよりも、あまり使われていない歩道橋での
不思議な老人達との出会いで、懐かしい祖母のことを思い出したり、
心を癒され、自分を取り戻す少女・鈴子を描いた『緋毛氈の上』や、
夏の一日に不思議な男・時雨とマッチの成分を集めることになった
少年の話『金ラベル』など幻想的で心が和む作品が心に残った。


美しい家


<My Blog関連記事>『オワスレモノ』

  
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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ホラー 加門七海

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