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2008.01.12 (Sat)

『猫島ハウスの騒動』

[著者]若竹七海
[出版社]光文社 カッパ・ノベルス
[初版発行]2005年1月10日

[感想等]
 葉崎半島の先にある30人ほどの人間と100匹を超える猫が暮らす通称・猫島。
 夏休み中の民宿・猫島ハウスの娘・杉浦響子は民宿の手伝いに精を出していた。
 響子の同級生・菅野虎鉄が猫島の砂浜でナイフを突き立てられた猫のはく製を発見し、
その3日後には、マリンバイクで海の上を暴走中の男に人間が降ってきて衝突すると
いう珍事件が発生してしまう。男はどうやら、猫のはく製に関わりがあるようだが?
 さらには、島内で男の死体が見つかり、台風が到来し、大騒動に・・・。

 様々な事情を抱えている島の住人が登場し、殺人事件が起こってしまうという、
かなりシリアスな面のあるミステリになりそうな設定のストーリーなのだが、
事件を調べに来た刑事が猫アレルギーだったり、一癖も二癖もある登場人物ばかりで、
ドタバタという感じで物語が繰り広げられ、コメディタッチの作品になっている。
 猫好きでなくても猫嫌いでなければ、こんな島に住んでみたい気になるような、
島に住むさまざまな猫たちの描写も楽しく、ほのぼのと楽しめる作品である。

 ただし、ミステリとしては、犯人や被害者の設定など事件そのものが絵空事っぽく、
いまひとつという感じがした。
 また、何かありげな神社や昔の強盗事件の謎解きなどの伏線的な部分のオチは、
肩透かしを食った感じが残った。
 何より、ずっと気になって仕方なかった響子と虎鉄が仲違いした原因の
修学旅行中の出来事が判明しなかったのが、残念である。


猫島ハウスの騒動

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 若竹七海

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