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2008.01.13 (Sun)

『容疑者Xの献身』

[著者]東野圭吾
[出版社]文藝春秋
[初版発行]2005年8月30日

[感想等]
 石神は天才数学者だが、独身で高校教師をしている冴えない男である。
 彼はアパートの隣室に住む女性・靖子に密かに思いを寄せ、
彼女とその娘・美里が靖子の元夫・冨樫を部屋で殺害したのを知り、
その遺体の始末と、アリバイなどの偽装を指示するのだった。
 実は石神は探偵ガリレオこと物理学者・湯川の大学時代の友人であった。
 冨樫殺害事件を担当する刑事・草薙の話から、湯川は石神を思い出し、
事件の真相解明に関わることになるのだが・・・。

 最初に殺人事件があり、親子が犯人であることと、石神が彼女らを
手助けすることが説明されているので、興味は、単に草薙や湯川が
石神の偽装にどうして気が付くのかという点にある話なのかと思った。
 確かに、隠されている石神が靖子に好意を寄せていることに
湯川が些細なことから気が付き、石神の犯罪への加担を疑うのだが、
それだけではない、石神の意外な偽装や完璧な犯罪計画の凄さに
驚かされる展開となったのには、感心させられた。

 石神への湯川の思い、石神の靖子への思い、そして結末には、
数学と物理学のような完璧な数式や理論には収まらない、
人間の感情や愛情などの要素を感じさせられたのも良かったと思う。

 なお、TV化された『ガリレオ』シリーズが好評だったためか、
この作品は映画化されると聞いているが、どんな風になるのだろう。


容疑者Xの献身

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 東野圭吾

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