2008.02.02 (Sat)
『ミステリ書店(1) 幽霊探偵からのメッセージ』
[著者]アリス・キンバリー
[訳者]新井ひろみ
[出版社]ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社文庫
[初版発行]2006年1月10日
[感想等]
未亡人のペネロピーが経営するミステリ書店「バイ・ザ・ブック」で、
新作発表会開催中の大人気作家ティモシー・ブレナンが謎の死を遂げる。
その騒動の中、死んだ作家の小説の主人公・ジャックが幽霊として、
ペネロピーの前に現れる。
ペネロピーにしか見えない幽霊・ジャックは50年前に実在していた
私立探偵であり、彼の残した記録を元にして、ブレナンの書いた小説が
大ヒットしたそうなのだ。
ペネロピーは半信半疑のままに、彼の力を借りて、ブレナンの死の真相に
迫ろうとする。
幽霊・ジャックが殺された家から離れられないという制約があり、
女主人公・ペネロピーの不慣れな探偵ぶりもあり、
犯人などはすぐに判ってしまうような事件なのに、
なかなか捜査が進まず、話が進まないというもどかしさも無くはない。
が、その点があまり気にならなければ、ペネロピーの当惑した様子と、
ハードボイルドを気取る時代錯誤のジャックとの対話(?)が、
コミカルで楽しいミステリである。
また、出版界や書店の内情や、ペネロピーの過去や、
息子・スペンサーとのいきさつが面白く、小さな町の隣人たちも
個性的なキャラばかりで、楽しめる要素になっている。
ただし、ジャックの死の真相はこの作品では判らない。
シリーズになっているようなので、追々判ってくるのだろう。
なお、書店の名前「バイ・ザ・ブック」は「By the book(定石通り)」
と「Buy the book(本を買え)」の二重の意味で付けられた名前である。

[訳者]新井ひろみ
[出版社]ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社文庫
[初版発行]2006年1月10日
[感想等]
未亡人のペネロピーが経営するミステリ書店「バイ・ザ・ブック」で、
新作発表会開催中の大人気作家ティモシー・ブレナンが謎の死を遂げる。
その騒動の中、死んだ作家の小説の主人公・ジャックが幽霊として、
ペネロピーの前に現れる。
ペネロピーにしか見えない幽霊・ジャックは50年前に実在していた
私立探偵であり、彼の残した記録を元にして、ブレナンの書いた小説が
大ヒットしたそうなのだ。
ペネロピーは半信半疑のままに、彼の力を借りて、ブレナンの死の真相に
迫ろうとする。
幽霊・ジャックが殺された家から離れられないという制約があり、
女主人公・ペネロピーの不慣れな探偵ぶりもあり、
犯人などはすぐに判ってしまうような事件なのに、
なかなか捜査が進まず、話が進まないというもどかしさも無くはない。
が、その点があまり気にならなければ、ペネロピーの当惑した様子と、
ハードボイルドを気取る時代錯誤のジャックとの対話(?)が、
コミカルで楽しいミステリである。
また、出版界や書店の内情や、ペネロピーの過去や、
息子・スペンサーとのいきさつが面白く、小さな町の隣人たちも
個性的なキャラばかりで、楽しめる要素になっている。
ただし、ジャックの死の真相はこの作品では判らない。
シリーズになっているようなので、追々判ってくるのだろう。
なお、書店の名前「バイ・ザ・ブック」は「By the book(定石通り)」
と「Buy the book(本を買え)」の二重の意味で付けられた名前である。

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