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2008.02.23 (Sat)

『龍の黙示録 魔道師と邪神の街 魔都トリノ』

[著者]篠田真由美
[出版社]祥伝社 ノン・ノベル
[初版発行]平成19年2月20日

[感想等]
 『龍の黙示録』シリーズ第七作目。
 拉致された修道士・セバスティアーノを追い柚ノ木透子(ゆのきとうこ)達は、
不死の吸血鬼・龍緋比古(りゅうあきひこ)とは別行動で魔都トリノで、
古代エジプトの邪神が待ち受ける秘密結社「黄金のホルス(ヘル・ネブウ)」
主催のパーティに潜入する。結社の裏には古代エジプト文化宗教研究所があり、
主宰者の元トリノ司教で教授のアルドゥーラらはセバスティアーノや
吸血鬼・タジオを餌に龍緋比古達をおびき寄せようとしているのだった。
 そして、切断された手足で作られた結界により、不可視の赤い網に覆われた、
トリノの地下遺跡の街で、邪神アモンが龍緋比古らを待ち受けていたのだった。

 前作『水冥き愁いの街 死都ヴェネツィア』から引き続き、
カトリック教会と龍緋比古との対決は続いている。
 前作で戦った、ベタニヤの姉妹という一派の修道女・エウフェミアの
妹・アガタが、古代エジプト文化宗教研究所で研究員として登場し、
この姉妹と修道士・セバスティアーノとの過去の関わりが判ったり、
吸血鬼・タジオとその従者・ジョバンニの過去のドラマなど、
話が広がり、複雑で面白さを増した。
 が、エジプトの邪神アモンが絡んだりして、戦いは中途半端のまま、
次回のローマ編へ続くという形で終わってしまったり、
期待していたトリノの聖骸布絡みの話があまり膨らまなかったので、
少々、物足りなさが残った。
 また、柚ノ木透子が活躍するのは悪くは無いのだが、ぼやきすぎで、
もっと無口で芯の強い女性だったような気がしていたので、少々興ざめだし、
伝説の聖槍ロンギヌスで傷を負っているとはいえ、主役の龍緋比古の精彩が
欠いているようなのが、残念である。

 次回ローマでは、ローマ教皇まで巻き込んだドラマが展開されそうだし、
イタリアを舞台にした3部作の決着が楽しめることを期待したい。


龍の黙示録 魔道師と邪神の街 魔都トリノ


<My Blog関連記事>『水冥(くら)き愁(うれ)いの街 死都ヴェネツィア 龍の黙示録』

  
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タグ : 読書 小説 感想 篠田真由美

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