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2008.03.09 (Sun)

『ヨハネの首』

[著者]佐伯泰英
[出版社]徳間書店 徳間文庫
[初版発行]2006年2月15日

[感想等]
 天安門事件で行方不明となった老舞踏家・粟津麗子(あわつれいこ)。
麗子の家が家捜しされ、弟子の頼子が殺される事件が起き、
もう1人の弟子・秋山美登利(あきやまみどり)は遺品を整理していて、
ヨハネの首の形のルネ・ラリックのカーマスコットを見つける。
 それは、黄金で造られた名車、イスパノ・スイザ―の部品らしい。
 美登利は恋人のフリーのドキュメンタリーディレクターの石河靖司
(いしこやすじ)と麗子の過去や秘宝について知るため、
麗子への手紙を送った4人の男たちに会う旅に出る。
 待ち受ける様々な陰謀や出会いの果てに、見つけたものは・・・。

 1920年代の上海における知られていない麗子の過去や、
様々な国の様々な利害関係から、スパイなどの暗躍する歴史的な出来事、
麗子の残した日記や手紙などを元に黄金の車の謎を追う美登利たちの
バルセロナ、パリ、香港、上海と世界を巡る旅と中国の民主化運動と
とにかく盛り沢山で、スケールの大きな話である。

 特に、美登利や靖司による麗子の元恋人達との出会いの旅が面白く、
麗子の知らなかった過去や1920年代の上海の出来事が明らかになり、
黄金の車の発見へ繋がっていく展開がスリリングで飽きさせないし、
最後の意外な結末まで一気に読んでしまい、楽しめた。


ヨハネの首

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 歴史 佐伯泰英

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