05月≪ 2017年06月 ≫07月

123456789101112131415161718192021222324252627282930
--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑
2008.03.15 (Sat)

『災いの古書』

[著者]ジョン・ダニング
[訳者]横山啓明
[出版社]早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫
[初版発行]2007年7月25日

[感想等]
 恋人エリンの頼みで、エリンの元恋人の蔵書家・ロバートが
射殺した事件を調べることになった古書店主クリフ。
 容疑者は被害者の妻・ローラで、彼女はエリンの親友だったが、
ロバートとのことで、2人は仲違いしたままだったが、
犯行を自供した彼女はエリンに弁護を依頼したのだった。
 クリフが調査していくうちに、怪しげな古本業の3人組の存在や、
ローラの複雑な家庭環境など、様々な事実が明らかになってくる。

 前作『失われし書庫』に登場した恋人エリンの過去が関わる物語だが、
前作を読んでいなくても、おそらく楽しめる作品であろう。
 サイン本に関する古本業界の裏幕や自閉症サヴァンという病気で
絵画に関する特殊能力を持つ少年の存在など、変わった要素が絡んだ、
妻による夫の殺人事件の真相解明のハードボイルドなミステリである。

 主人公やその恋人はもちろんだが、被害者や容疑者の人物像、
田舎町の老弁護士や、無能で権力をかさに着る保安官、
怪しい3人組、被害者の養子のサヴァン症の少年など、
多くの登場人物たちがとても良く描かれていて面白いし、
最後の思いがけない結末も良く出来ていると思った。

 ただし、古本は絡んでいるものの、主人公が元警官らしさを
発揮しすぎていて、無茶をしすぎるのが、少々、気になった。


災いの古書


<My Blog関連記事>『失われし書庫』

  
スポンサーサイト

テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ ジョン・ダニング

EDIT  |  00:08 |  なかなか良いと思った本(☆4つ)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。