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2008.03.29 (Sat)

『ザ・プレイ』

[著者]アリスン・ブレナン
[訳者]安藤由紀子
[出版社]集英社 集英社文庫
[初版発行]2007年9月25日

[感想等]
 元FBI捜査官の作家、ローワン・スミスは作品が次々にヒットし、
ハリウッドで映画化される程の流行作家である。
 アメリカ西海岸・マリブに仮住まいをしながら映画の脚本の執筆中の
彼女だったが、彼女の作品を模倣した殺人事件が発生してしまう。
 「犯人の狙いはローワン自身」と心配した映画プロデューサーが
ボディガードを付けてくれるのだが、自分は自分で守れる自信のあった彼女。
 だが、殺人者の凶行はとどまるところを知らず、忘れようとしていた
幼い日の事件まで掘り起こされるようになるのだった。
 そして、彼女の魅力に心奪われた元警官のボディガード・マイケルは
その兄であるもう1人のボディガード、元デルタ・フォースのジョンが
同じように彼女に興味を抱き、ローワンはジョンに惹かれていく。
 そして、作品を模倣した殺人事件が次々に起こり・・・。

 話の展開はまずまずスリルを感じさせて悪くはないのだが、
命を狙われる原因が、実は隠されていたローワンの過去にあり、
2人のボディーガードも過去の出来事に様々なトラウマを抱いていて、
事件を通じ、次第にロマンスが生まれ、犯人は残忍なサイコキラー
と、いかにもアメリカ的な設定の良く見かけるミステリという感じである。

 しかし、女主人公が、過去のトラウマがあるとはいえ怯え過ぎだし、
途中で私でも察しが付くような犯人を思いつかない点には、
本当に元FBI捜査官で、出したミステリがヒットする才能があるのか
と疑問に感じてしまい、魅力が感じられない。
 また、いくら人口が多く広いアメリカとはいえ、簡単に架空の小説と
同じような設定で同じ名前の人間がいるのを見つけ出せて、
殺せるものなのだろうかという点がかなり気になった。

 さらにいえば、そういうのが好きな人には楽しめるのかもしれないが、
ロマンスや官能的シーンにはがっかりした。
 本当にこれを含めた3部作が次々、ヒットしたというほどのサスペンス
作品なのかというのが、正直な感想である。


『ザ・プレイ』(amazon.co.jp)

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ アリスン・ブレナン

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