[著者]松本清張
[出版社]光文社 カッパ・ノベルズ 松本清張短篇全集9
[初版発行]1964年11月25日
[感想等]
松本清張の初期短篇のうち昭和32〜35年に発表された7篇を収録している。
表題作『誤差』は検死をした医師により死期の時刻の判定に誤差が生じ、
それによって犯行時間と犯人の推定が変わってくるという話で、興味深かった。
その他の作品では美術界の大物に疎まれたせいで不遇だった美術研究家が
田舎画家を教育し贋作を作り出そうとする『真贋の森』が、
贋作の製作や売込みなどの手口などが実際にありそうな雰囲気を持ち、
真に迫っているように思えた。
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