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2008.06.07 (Sat)

『妖怪変化 京極堂トリビュート』

[著者]あさのあつこ 西尾維新 原田真人 牧野修 柳家喬太郎
   フジワラヨウコウ 松苗あけみ 諸星大二郎
[出版社]講談社
[初版発行]2007年12月13日

[感想等]
 京極夏彦の作品世界をトリビュートしたパロディやマンガを集めた作品集。
 収録作品は『鬼娘』(あさのあつこ)、『そっくり』(西尾維新)、
『「魍魎の匣」変化抄。』(原田眞人)、『朦朧記録』(牧野修)、
『粗忽の死神』(柳家喬太郎)、
『或ル挿絵画家ノ所有スル魍魎ノ函』(フジワラ ヨウコウ)、
『薔薇十字猫探偵社』(松苗あけみ)、『百鬼夜行イン』(諸星大二郎)。

 意外と面白かったのは『そっくり』(西尾維新)。京極作品の人物は
出て来ないのだが、人間の認識の問題を扱っている作品で、京極作品の
雰囲気が出ているけど、独立した作品になっている点が良かった。

 また、映画は観ていないが、映画版の『魍魎の匣』の監督・原田眞人の
脚本などの変遷や裏事情を描いた『「魍魎の匣」変化抄。』は
なかなか面白く、映画を観た人には、もっと楽しめるかもしれない。

 京極作品の登場人物が登場するようなパスティシュ的作品
『鬼娘』(あさのあつこ)、『朦朧記録』(牧野修)や
少女マンガ的美青年な榎木津も登場してくる、少女マンガ作品、
『薔薇十字猫探偵社』(松苗あけみ)などは、悪くは無かったが、
それ程、発想や内容が目新しくもない感じがした。

 その他、死神が出て来る落語的作品『粗忽の死神』(柳家喬太郎)と、
イラスト『或ル挿絵画家ノ所有スル魍魎ノ函』(フジワラ ヨウコウ)、
マンガ『百鬼夜行イン』(諸星大二郎)は、怪奇的なものなどを扱い、
各々の作品自体は充分に面白いのだが、わざわざ「京極堂トリビュート」
として収録するような作品ではないのではないのでは、と感じた。


妖怪変化 京極堂トリビュート


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ ホラー

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