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2008.08.02 (Sat)

『ゴッホは欺く』(上・下)

[著者]ジェフリー・アーチャー
[訳者]永井淳
[出版社]新潮社 新潮文庫
[初版発行]平成19年2月1日

[感想等]
 2001年の9・11テロ前夜、破産寸前の英貴族ウェントワース家の
女主人・ヴィクトリアは、侵入した賊に首を切られて落命した。
 犯人は、切断した左耳を著名な美術品蒐集家・フェンストンに送る。
 フェンストンはあくどいやり方で、ヴィクトリアを破産に追い込み、
担保としていたゴッホの名作「耳を切った自画像」を強奪しようとしていたのだ。
 そのことを知った、フェンストン・ファイナンスの美術コンサルタントである
アンナ・ペトレスクは、ヴィクトリアの双子の妹・アラベラに協力して、
「耳を切った自画像」を守ろうとする。フェンストンは、アンナが持ち去った絵を
奪い取るために殺し屋のクランツに彼女をを追跡させる。
 一方、名画を巡る連続殺人にフェンストンが深く関与していると疑った
FBI捜査官・ディレイニーもアンナがその手先ではないかと思い、追跡を始める。
 果たして、絵の行方は?アンナは絵を守れるのか?

 ニューヨーク、ロンドン、ブダペスト、東京と世界を巡っていく
ストーリー展開はなかなかスリリングで、一気に読ませる出来である。
 しかし、殺し屋、FBI捜査官からゴッホを隠しながら逃げ回るアンナが、
詐欺まがいのやり方で、絵を手に入れるエピソードは今ひとつだし、
間一髪で逃れていくところなどは、上手く出来過ぎているし、
FBI捜査官はあまり鋭くないし、フェンストンも物語の悪人という感じ。
 
 が、フェンストンに解雇された直後のアンナが9・11テロに遭遇し、
ビルから必死で脱出するエピソードが一番臨場感たっぷりで、
実際にその場にいたかのように感じられ、面白かった。

 また、日本人の美術愛好家・ナカムラがかなり良い役で登場し、
彼が絡む場面はなかなか楽しめた。


『ゴッホは欺く』(上)『ゴッホは欺く』(下)

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ ジェフリー・アーチャー

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