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2008.09.20 (Sat)

『奇談蒐集家』

[著者]太田忠司
[出版社]東京創元社 創元クライム・クラブ
[初版発行]2008年1月15日

[感想等]
 『自分の影に刺された男』他、7編を収録する短編集。
 新聞の片隅に載った「奇談求む!」の募集広告に、高額な報酬にひかれたり、
謎めいた出来事の解明を求める人々が、バー「strawberry hill」を訪れ、
奇談コレクター・恵美酒(えびす)に不思議な体験談を語る。
 ところが、無愛想な美貌の助手・氷坂は奇談をあっさり解明かしてしまい、
意外な事実を教えるのだった・・・。

 不思議な話も種が判ってみると・・・のはずが、どの作品も
不思議の後に残った真実がほろ苦く怖いのが、興味深かった。
 特に鏡の世界に住まう美しい姫君と出会い、後にその女性にそっくりな
女性と結婚した男の話『古道具屋の姫君』他、不思議のままにしておいて、
真実は知らずにいたら良かったのに・・・と、どの作品でも思った。
 また、パリの街角で出会った魔術師の予言の話『不器用な魔術師』など、
途中でなんとなくオチが見える話もあったが・・・。

 ところが、ラストの書き下ろしの『すべては奇談のために』で、
今までの6作品が、また、不思議な世界へ戻ってしまうのには、
さらにあっと言わされてしまった。
 そして、もっと奇談コレクターを巡る、不思議な話を読みたくなった。


奇談蒐集家

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ ファンタジー 太田忠司

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