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2008.10.18 (Sat)

『芝浜謎噺』

[著者]愛川晶
[出版社]原書房 ミステリー・リーグ
[初版発行]2008年4月28日

[感想等]
 『道具屋殺人事件 神田紅梅亭寄席物帳』の続編。収録作品は
『野ざらし死体遺棄事件』『芝浜謎噺』『試酒試』の3篇。
 『芝浜』を、故郷での落語会で演じ、病気の母や異父兄に聞かせて、
故郷へ錦を飾りたいという、一門の弟弟子に協力し、『芝浜』の解釈に悩む
「八ちゃん」こと福の助。そこへ紅梅亭の楽屋でダイヤの指輪が消失する
という事件が発生し・・・。

 別の一門に預けられた弟弟子を心配して、一緒になって弟弟子には難しい
『芝浜』を新しい解釈で演じる工夫を一生懸命に考える福の助や、
病気で倒れてから人前に出ない馬春師匠までが、落語会にやってくるなど、
落語の世界の人情暑い部分が、前作以上に素晴らしかった。

 特にラストの『試酒試』の馬春師匠には感動。引退したと思われながら、
やはり、芸を磨く落語家であり続ける姿は魅力的である。
 また、前代の落語家の良い点をそのまま引き継ぎながらも、
工夫をしたり自分の芸にしていく落語家の存在や、彼らの人情味が、
落語を単なる古典にしていないように感じられたのが何より良かった。

 そして、ダイヤの指輪紛失事件の謎解きには、ミステリらしさがあり
前作より面白かった。
 夏はカルピスが振舞われる紅梅亭の楽屋の様子がとても楽しげであった。


芝浜謎噺


<My Blog関連記事>『道具屋殺人事件 神田紅梅亭寄席物帳』

 
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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 落語 愛川晶

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★はじめまして

初めて書き込みます。ちょくちょく参考にしています。これからも遊びにきます☆
ハナエ |  2008年10月24日(金) 00:56 | URL 【コメント編集】

★ありがとうございました

ハナエさん
コメントをありがとうございました。
bookrack |  2008年10月25日(土) 17:44 | URL 【コメント編集】

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