04月≪ 2017年05月 ≫06月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031
--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑
2008.11.03 (Mon)

『女王国の城』

[著者]有栖川有栖
[出版社]東京創元社 創元クライム・クラブ
[初版発行]2007年9月28日

[感想等]
 大学に顔を見せない部長・江神二郎は宗教団体の聖地・神倉へ
行ったらしい。
 彼を探しに行くアリスとマリアに、先輩の望月と織田も同行し、
4人は、レンタカーで木曽路を走り、神倉へ向かう。
 そして、ようやく江神に会えたものの、〈城〉と呼ばれる
宗教団体の総本部で起きた殺人事件に巻き込まれてしまったために、
アリスらは〈城〉から出られなくなり・・・。

 500ページもの長編なのだが、飽きずに楽しめる作品であった。
 宇宙人と遭遇した教祖の興した宗教団体・人類協会の〈城〉という、
あまりにも胡散臭い場所で起こる殺人事件が扱われた作品なのだが、
カメラに監視された場所での殺人であり、犯人だけでなくアリスらも、
〈城〉という閉鎖空間から出られずに、事件解決を図る点が、面白く、
次第に、その胡散臭さも面白みになっていく。
 例えば、その宗教でのタブーが足かせになったり、田舎の村プラス
宗教集団の閉鎖性なども絡んで、なかなか事件が解決しないのだが、
それが不自然ではなく、ついでに昔の迷宮入り事件の解決までして
しまうのも、とても良く出来ていると感じられたのだ。

 なお、この作品は学生時代のアリスが語り手になっていて、
江神二郎が活躍するシリーズの長編第4作目にあたる作品である。
 3作品全て、読んでいた方が人間関係なども良く判るのかも
しれないが、2作品しか読んでいない私だが、この作品だけでも
充分楽しめたので、未読でも楽しめるのではないかと思う。


女王国の城


スポンサーサイト

テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 有栖川有栖

EDIT  |  16:23 |  なかなか良いと思った本(☆4つ)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。