08月≪ 2017年09月 ≫10月

123456789101112131415161718192021222324252627282930
--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑
2008.11.08 (Sat)

『震度0』

[著者]横山秀夫
[出版社]朝日新聞出版 朝日文庫
[初版発行]2008年4月30日

[感想等]
 阪神大震災の前日、700km離れたN県警本部の警務課長・不破義人が
姿を消してしまった。人望もあり、失踪する理由など無さそうな彼に
何があったのか?不破の捜索は本部長・椎野勝巳や、椎野と敵対する
キャリア組の冬木警務部長だけでなく、準キャリアの堀川警備部長、
叩き上げの藤巻刑事部長などの様々な野望や思惑、各々の体面により、
得られた情報を隠したり、出し抜き合いを図ったりしているうちに、
不破は発見できぬままに時間が流れて・・・。

 出動要請が無いからとはいえ、阪神大震災はそっちのけだし、
失踪したかどうかも判らない不破の安全などを気遣う以前に、
自分のキャリアなどの保身や、ライバルの蹴落としなどを図る、
警察幹部たちの姿に呆れさせられ、腹が立ってしかたなかった。
 
 警察に限らず様々な組織内で、幹部と呼ばれる人達が、
実際にこんな風に行動して欲しくないと思わせる物語としては、
良く出来ているのだろうが、幕切れまでもスカッしないような
点が、とても残念に思えた。

 しかしながら、様々な情報が錯綜し、不破の失踪の謎が
なかなか判明しないところが、とても良く出来ていて、
最後まで読まされてしまう作品である。
 

震度0


スポンサーサイト

テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 横山秀夫

EDIT  |  00:12 |  なかなか良いと思った本(☆4つ)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。