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2008.11.29 (Sat)

『パーフェクト・プラン』

[著者]柳原慧
[出版社]宝島社 宝島社文庫
[初版発行]2005年1月29日

[感想等]
 元歌舞伎町の女王だった小田桐良江は、容姿が衰え、
今では代理母として生計を立てている。
 かつて出産した息子・三輪俊成が虐待されているのを
知った良江は、誘拐してしまうのだが、
歌舞伎町のアングラカジノ店長・赤星サトルと、
キャバクラの元店長・田代幸司がそれを知り、
一緒に身代金は取らず、オンライントレード絡みの詐欺に
俊成の父・俊英をはめ、5億円をせしめる計画を立てる。

 身代金でなく、投資アドバイザーである子供の父親を使って、
オンラインの株価を操作し、儲けようとするという計画が
とても良く出来ていて、成功するかどうかと興味深かったし、
かなりスリリングに感じられた。

 その一方で、オンライントレードや整形美容、代理母などの、
いかにも現代的な背景を組み合わせ利用した点は、上手いのだが、
ちょっと苦い後味を感じさせられる部分が多かった。
 特に、代理母を頼むほど、子供を欲しがっていたはずの、
三輪夫妻の家庭の崩壊ぶりには、色々考えさせられたし、
三輪夫人の人格崩壊が進んでいく様子は痛々しすぎる。
 また、誘拐事件の仲間ではないのに、事件に気が付いて、
色々画策してしまう、引きこもりのハッカー青年の行動は
嫌な感じだったのだが、その末路は哀しすぎる気がした。


パーフェクト・プラン

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 柳原慧

EDIT  |  15:34 |  まあ面白いと思った本(☆3つ)  | TB(0)  | CM(2) | Top↑

この小説、アイデアがいいですよね。なかなか斬新です。これで、文章がうまければ、傑作なのですが・・・

私もこの本のレビューを書いています。よかったら読んでみてください。
三毛ネコ |  2008年12月23日(火) 09:49 | URL 【コメント編集】

★コメントありがとうございます

三毛ネコ さん
コメントありがとうございます。
私はそれ程、文章が下手とは思わなかったですが・・・。
bookrack |  2008年12月27日(土) 17:15 | URL 【コメント編集】

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