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2008.12.27 (Sat)

『テンプル騎士団の遺産』(上・下)

[著者]スティーブ・ベリー
[訳者]富永和子
[出版社]エンターブレイン
[初版発行]2007年2月12日

[感想等]
 元アメリカ米国司法省の情報員だったコットン・マローンは、
退職し、コペンハーゲンで古書販売業をしている。
 そこへ訪ねてくるはずの、元上司のステファニー・ネレが
強盗事件に巻き込まれたことから、14世紀に消滅したとされる
テンプル騎士団の財宝を巡る謎や争いに巻き込まれてしまう。

 ネタばれになってしまうかもしれないが、この作品は、
ステファニーが手に入れていた亡くなった夫の研究ノートを
手がかりにした「レンヌ・ル・シャトーの謎」の財宝探しと、
現代にも存続していたテンプル騎士団内の主導者争いが絡む
テンプル騎士団の遺産探しという2つの探索は1つの探求であり、
その発見で、キリストの真実を知るということになるという、
作品である。

 キリストの復活や聖骸布の謎の解釈は、面白かったが、
財宝探しという点では、テンプル騎士団側の行動、
ステファニーたちの行動、過去の人物の逸話などが、
いきなり視点が飛ぶ感じで繰り広げられるのが、判り難く、
せっかくの暗号の謎解きも、なんだか良く判らなままに
宝を発見して終わってしまったように感じてしまい、
それ程、楽しめなかったのが残念である。

 また、それぞれの登場人物の持っているドラマも
中途半端にしか描かれていないようで物足りず、
何よりも、主役なはずのマローンの印象が弱すぎる気がした。

 そして、特に問題なのではないかと思ったのは、
財宝探しのネタである「レンヌ・ル・シャトーの謎」に関して、
ある程度は知識がないと判らないのではないかと思われる点である。
 私は、『ダ・ヴィンチ・コード』絡みで、19世紀後半に
ソニエール神父という人がフランス南部のレンヌ・ル・シャトーで
教会を莫大な費用をかけて改装したのが、何らかの財宝発見に
よるものではないかと言われている位は知っていたから、
なんとなく理解は出来たものの、いきなり出てくる逸話などが、
説明不足なような気がしたのだ。


テンプル騎士団の遺産(上)テンプル騎士団の遺産(下)


<My Blog関連記事>『ダ・ヴィンチ・コード』(上・中・下)


  
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タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 歴史 スティーブ・ベリー

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