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2009.01.04 (Sun)

『ハルさん』

[著者]藤野恵美
[出版社]東京創元社 ミステリ・フロンティア
[初版発行]2007年1月10日

[感想等]
 人形作家のハルさんは、妻の瑠璃子さんを亡くしてから、
再婚もせずに一人娘のふうちゃんを育ててきた。
 ふうちゃんの結婚式の日に、花嫁の父として、
式場へ向かいながら、ハルさんはふうちゃんの成長と
その折々に起こった小さな事件を思い出すのだった。

 主人公のハルさんの回想形式で進む連作ミステリ集である。
 例えば、ハルさんが幼稚園児のふうちゃんが遭遇した
幼稚園でのお弁当の卵焼き紛失事件を思い出すというように、
起きる事件は日常の深刻で残虐な殺人事件や犯罪ではなく、
ミステリというほどの難解な謎解きは無いが・・・。

 しかし、奥さんの瑠璃子さんと心の中で対話しながら、
ハルさんが答えを見つけてしまうという不思議さも、
不自然に感じないような、ほのぼのとした作風であり、
父親の愛情、娘の成長などの素晴らしさが心に残るような、
とても優しい味わいになっている点が良いと思った。


ハルさん



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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 藤野恵美

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