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2009.01.17 (Sat)

『ネームドロッパー』(上・下)

[著者]ブライアン・フリーマントル
[訳者]戸田裕之
[出版社]新潮社 新潮文庫
[初版発行]平成20年7月1日

[感想等]
 ハーヴェイ・ジョーダンは他人の個人情報を盗み出して、
本人に成りすますことで、ネット上から財産を騙し取る
プロの詐欺師である。
 ひと仕事終えてのニースで、自分自身に戻っての休暇中、
アメリカ人のアリスに出会い、つかの間の情事を楽しんだが、
ロンドンに戻ってすぐに、アリスの夫から、アリス共々、
姦通罪で訴えられてしまう。
 果たして、アリスの夫の狙いは?アリスは夫と共謀して
彼をはめたのか?そして、何よりもジョーダンは詐欺師として
顔と名前を知られ、犯罪を暴かれる危険から身を守れるのか?

 ネット上で他人に成りすまし財産を掠め取るというのが、
とても興味深いし、プロの詐欺師というのはなかなか
カッコ良さそうで面白そうだと思って読み始めたのだが、
姦通罪で、訴えられ、法廷内外での、アリスやその夫
それぞれの弁護士などとの駆け引きなどがかなり多く、
ちょっと、期待ハズレであった。
 また、アリスの夫の愛人の存在感が薄く、それなのに、
性病の感染などを証拠とするやりとりは、面白みが無いし、
詐欺師が冷静さを欠き、激昂したり焦ったりしているのが、
スマートで無く思え、ちょっとガッカリした。

 が、敵となったアリスの夫になりすまして、彼が横領した
ように見せかけて、裁判費用などを作り出したり、
敵側の弁護士の動向や、アリスと夫の過去などを
ハッカーして暴き出すなどの部分は、なかなか面白いし、
プロのネット詐欺師の面目躍如という感じでよかった。
 また、アメリカとイギリスの法や法廷戦術の違いなどの点も
垣間見れたのは、収穫ではあった。


ネームドロッパー(上)ネームドロッパー(下)


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ ブライアン・フリーマントル

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