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2009.02.22 (Sun)

『イアン・フレミング極秘文書』

[著者]ミッチ・シルヴァー
[訳者]上野元美
[出版社]小学館 小学館文庫
[初版発行]2008年7月9日

[感想等]
 エール大学で美術史を教えるエイミーは、アイルランドの銀行から
エイミーの名で預けられている貸金庫の中身を引き取って欲しいとの
手紙を受け取り、受け取りに行く。
 それは、亡き祖父が預けていたもので、祖父の死後50年後に
エイミーの手に渡る予定だったが、銀行が閉鎖になるために
10年早く、受け取ることになった書類であった。
 中身はイアン・フレミングの未発表原稿で、その文書を手にして
アメリカへ帰国するエイミーは刺客に狙われ始めて・・・。

 帰国しながらエイミーが読むという形式で、綴られていく
イアン・フレミングの未発表原稿の内容がなかなか面白い。

 ネタばれになるが、ウォリスという野心的な女が、
エドワード王子(後の国王、退位してウィンザー公)を虜にして
王妃の座を狙う様子が、イアン・フレミングの視点で描かれ、
彼女と結婚するために王位を手放さざるを得なかった
ウィンザー公がナチスに近づいていこうとしているのを、
イアン・フレミングが自作の007ばりのスパイ活動をして
証拠書類を手に入れて、阻止しようとするという、
史実を織り交ぜた、フィクションなのである。
 それが、なかなか良く出来ていて、面白く感じられた。
 
 が、その一方で、現代のエイミーは、その原稿を狙う、
何者とも知れぬ者に追われ、誰が敵か見方かも判らず、
命を狙われてしまうのだが、そちらのドラマ展開が、
イアン・フレミングの原稿の内容の先を早く知りたいのを、
中断されてしまうような形になってしまうので、
ちょっとイライラするのが難点である。
 原稿の内容以上に、エイミー自身も知らなかった事実を知る
というのに・・・そちらの衝撃も、いまひとつに感じられた。



イアン・フレミング極秘文書



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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 歴史 ミッチ・シルヴァー イアン・フレミング

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