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2009.03.08 (Sun)

『ふたりのシンデレラ』

[著者]鯨統一郎
[出版社]原書房 ミステリー・リーグ
[初版発行]2002年9月2日

[感想等]
 劇団は劇「ふたりのシンデレラ」を演じるため、
スポンサーである医師の国友広史の持つ島で合宿中であった。
 その合宿中に起きたのが、看板女優・天野川夕華と
女優・夏村芽衣の争いであった。それは、夕華の夫である
主演男優の天野川敬介に対する、芽衣のストーカー的な行為や、
夕華との主演争いから生じたものであった。
 2人の争いから何か事件が起こるのではないかと
劇団内の人々が危惧する中、火災が発生し、夏村芽衣は
丸焦げになった死体となって発見され、顔にやけどを負い
倒れていた夕華は記憶喪失になり、敬介は行方不明に・・・。

「わたしはこの事件の証人です。
 同時に、犯人です。
 そして、犠牲者でもあります。
 それどころか、探偵役でもあります。
 加えて、ワトソン役も務めます。
 もちろん、記録者でもあります。
 さらに、濡れ衣を着せられる容疑者でもあります。
 最後に、共犯者でもあるのです。」
という、思わせぶりな記述から始まる作品で、
一人称で記述された手記の中の〝わたし〟が、
何者なのかというのが、火災事件の真相の中で
最大の謎となる作品である。

 その正体は、もちろん登場人物の1人なのだが、
こんなのはありか?と思わせる結末である。
 もちろん、犯人の正体が判るような伏線などは
きちんと描かれている作品になっていて、
ミステリ作品としての面白みは充分にある。
 が、現実として、こんなトリックがありえるのか?
という、疑問が残ってしまうのが難点であり、残念である。


ふたりのシンデレラ

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 鯨統一郎

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