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2009.03.22 (Sun)

『さあ、気ちがいになりなさい』

[著者]フレドリック・ブラウン
[訳者]星新一
[出版社]早川書房 異色作家短編集2
[初版発行]2005年10月15日

[感想等]
 1962年に刊行されて、絶版になっていた短篇集の新装版。
 収録されている12編の作品は、少々設定は古いものの、
ブラックユーモアや意外なオチのあるSF的作品が多く、
なかなか面白く読める作品ばかりだった。
 翻訳が星新一のせいか、昔、愛読した、星新一のショート
ショートの世界を思い出させるような作品も多かった。

 表題作『さあ、気ちがいになりなさい』は、新聞記者の青年が、
精神病院の潜入取材をするため、精神病者を装うという作品。
 が、実は彼は、事故のため、記憶を喪失した過去があり、
自分が本当に、皆が言う青年であることに疑いを抱いている。
 彼は自分がナポレオンではないかと思っているというのが、
ありがちな精神病患者の妄想であるようであるのだが、
実は・・・という設定のSF的な部分が面白いのに、
唐突に終わるオチが、肩透かしをくらったような、
あっけに取られるような気分で終わる作品である。
  
 個人的には『帽子の手品』という、若者たちのパーティで、
あまり目立たない青年が見せた手品が、実は手品でなく・・・
という作品の、一昔前の恐怖SF風な感じが面白く感じられた。


さあ、気ちがいになりなさい

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ファンタジー SF フレドリック・ブラウン 星新一

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