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2009.04.25 (Sat)

『夜明けの街で』

[著者]東野圭吾
[出版社]角川書店
[初版発行]平成19年6月30日

[感想等]
 僕・渡部の働く会社に、派遣社員としてやってきた仲西秋葉。
 学生時代の友人たちとの飲み会の帰り道、たまたま行った
バッティングセンターで彼女に出会ったことから、意識しだし、
ついには不倫の関係になってしまう。
 が、彼女は15年前に起きた父の愛人が殺されたという、
もうすぐ時効を迎える事件の容疑者であった・・・。

 中年男性の不倫をテーマとした作品としては、
真に迫り、良く出来ているのかもしれないけれども、
秋葉が関わった殺人事件の謎説きとしては、
どんでん返しはあるが、それ程、凄い話ではないので、
ミステリを期待しては、少々、がっかりするかもしれない。

 しかし、不倫の話としても、相手の女性・秋葉の気持ちが
渡部を通じてしか伝わってこないのが不満に感じたし、
結局、私は最後まで渡部という男は好きになれなかった。

 不倫の関係に堕ちて恋に溺れた主人公・渡部が、
良く出来た妻と可愛い子供もいる家庭があること、
自分は絶対に浮気などは認めない、と思っていたと、
ぬけぬけと言う点が気に入らなかったし、
そのくせ、妻に隠れ、友人にアリバイまで頼んでまでも、
クリスマスなどのイベントに恋人に会おうと画策したり
し始めてしまうのには、かなり呆れてしまった。

 中年男性の焦りなどの気持ちは同情できなくもない。
 でも、妻や恋人の気持ちよりも、自分の楽しさ優先的な
身勝手な主人公を男性は許し、共感できるのだろうか?
 恋人が独身男性と接近したことで、彼女と結婚しようと、
妻の気持ちも考えず、いきなり離婚を考えるに至っては、
どちらに対しても酷いなとしか思えなかった。
 彼のような男は、夫としても恋人としても嫌である。



夜明けの街で


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 東野圭吾

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