04月≪ 2017年05月 ≫06月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031
--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:-- |  スポンサー広告  | Top↑
2009.05.02 (Sat)

『踊るジョーカー 名探偵 音野順の事件簿』

[著者]北山猛邦
[出版社]東京創元社
[初版発行]2008年11月28日

[感想等]
 推理作家・白瀬白夜は、自分の仕事場の一角に友人・音野順の
探偵事務所を開く。音野は気が弱く、引っ込み思案でひきこもり
なのだが、謎解きの才能があるのだ。
 白瀬がワトソン役となり、行きたがらず泣き言を言う音野を
現場に連れて行き、謎解きをさせるという連作ミステリ短編集。
 密室の殺人現場に大量のトランプが撒かれていて、
ジョーカーを凶器が貫いていたという事件の謎を解く、
表題作『踊るジョーカー』など5つの事件を収録している。

 収録された作品は、殺人などの深刻な事件が多いのだが、
その事情、動機は馬鹿馬鹿しく、こんな凝ったトリック等を
現実には使うのだろうか、といった類の事件ばかりである。
 例えば、金持ちののん気な姉弟の屋敷から高くもない
アナログ時計が盗まれるとか、令嬢の気に入る雪だるまを
作ったら婿になれるという婿選びで殺人が起こったりとか、
何人もが食べるバレンタインチョコに1個だけ毒を仕込み
狙った相手にだけ食べさせる工夫をするとか・・・。

 が、それに腹が立たずに、ほのぼの読めてしまうのは、
名探偵・音野と、ワトソン役・白瀬をはじめとする
登場人物たちのコミカルな人柄によるものだろう。
 特に、自作のお弁当を持って嫌々現場に行く音野と
音野の名探偵としての素質を惜しみ、無理に連れ出し、
事務所に変なアイテムを増やす白瀬というキャラが
妙に微笑ましく、私は気に入ってしまった。


踊るジョーカー 名探偵 音野順の事件簿

スポンサーサイト

テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 北山猛邦

EDIT  |  16:49 |  なかなか良いと思った本(☆4つ)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。