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2009.07.05 (Sun)

『京女殺人法廷 裁判員制度元年』

[著者]姉小路祐
[出版社]講談社
[初版発行]2008年9月25日

[感想等]
 今年5月からスタートした裁判員制度を題材にした社会派ミステリー。
 民家の焼け跡から美人タレントの焼死体が見つかり、解剖で首を絞めた
ことによる窒息が死因と判明した。
 夫との不倫関係だった被害者を殺したと自首してきた容疑者の女性を
裁くことになったのは、初の裁判員制度で選ばれたタクシー運転手や
食堂の親父などの一般の市民であった。
 簡単な裁判だと思われたのだが、裁判初日に被告が犯行を否認したため、
裁判は混迷し、長期化した末に、意外な真実が明らかになる。

 大手タクシー会社の新入社員・赤塚大輔、ひとりで定食屋を切り盛りする
自営業者・伊藤輝雄、中学生の息子を持つ専業主婦・宇野ちひろ等、
さまざまな裁判員の立場で、召集されて裁判に臨む姿が描かれている点が、
興味深く、実際に裁判員候補になっている人には参考になりそうな部分や、
裁判員制度の問題点なども感じられる作品である。

 また、容疑者は認めた犯行を後日なぜ否認したのか、という謎だけでなく、
事件が意外な方向へ進む点が面白く、なかなか読み応えがある作品になって
いると思った。


京女殺人法廷 裁判員制度元年


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 姉小路祐

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