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2009.09.19 (Sat)

『金田一温泉殺人事件』

[著者]吉村達也
[出版社]講談社 講談社文庫
[初版発行]2000年3月15日

[感想等]
 「バレンタインデーの夜、神田川に架かる両国橋で人が死ぬ」
という、実在しない橋での殺人予告が警視庁捜査1課の志垣警部の
元に届く。ところが、青森県十和田湖畔の神田川・両国橋にて、
丸坊主にされ、唇は口紅で赤く彩られた白髭の老人の刺殺体が
発見された。そして、その怪奇事件は岩手県金田一温泉にある、
座敷童子が出る宿での殺人事件へと発展して・・・。

 神田川から歌「神田川」、同棲時代へと繋がる連想や
話の展開から、早々と犯人は判ってしまう点が少々残念であった
ものの、猟奇的な事件にしては、犯人に同情できるような
ストーリー展開がなかなか良かった。

 また、志垣警部が強引に県警の捜査に介入しないで、
登場し、事件の周囲に偶然居合わせて、疑われた女性に
事件の真相を推理し語る過程が、不自然でなく、
実際の犯人の自白と並行するように進んでいく構成も、
場面転換がある分、飽きないし、面白く感じられた。

 ただ、ネタばれになってしまうが、座敷童子の出現に絡めて、
怪奇的な雰囲気で終わるラストは、ちょっと蛇足という気も。
 人の作為に偶然が絡んだ犯罪事件として終わらせる方が、
私には好みなので・・・。


金田一温泉殺人事件




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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 吉村達也

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