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2010.03.13 (Sat)

『完全リメイク版 黒白(こくびゃく)の十字架』

[著者]吉村達也
[出版社]講談社 講談社文庫
[初版発行]2003年6月15日

[感想等]
 劇団『十字軍』の座長・赤星俊太郎が、惨殺死体で発見される。
現場には、ゴリラのぬいぐるみの足跡があり、残されていた
被害者の書いていた日記は、その日の分だけ、横書きで、
違う筆記具で書かれていた。
 容疑者の劇団員に届く、連続殺人を示唆するクロスワードなど、
芝居じみた事件の中、容疑者が次々殺されていく。
 息子が上司・警視庁警部で、親が部下・渋谷署の巡査部長という
夏目親子が事件の謎を追い求めることになる。

 反発する親子の警察官が事件を謎を解こうとするという設定は、
なかなか面白く、容疑者が少ないのに、犯人が判り難い点は
良く出来ているのだが、クロスワードが幾つも挟まり、
話の流れが混乱させるためでもあるのだろうが、
クロスワードに関心がないので、少々イライラさせられた。
 また、日記帳の謎もなかなか面白かったのだが、
直接犯人を示唆していない点が、ちょっと不満に感じた。
 が、様々なもっともらしい仮説が、次々と崩されていく過程は、
良く出来ていて、まずまず楽しめる作品になっている。

 なお、この作品は、リメイクと言っているとおり、
元のオリジナル作品(1992年天山出版刊)とは、
謎解きや結末がかなり違っているらしいが、そちらは未読。
 この作品で夏目巡査部長が最初に思いついた仮説が、
元作品の結末とのことなので、かなり話の展開が変わり、
複雑になっているのではないかと思う。



完全リメイク版 黒白の十字架


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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 吉村達也

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