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2005.05.25 (Wed)

『声』

[著者]松本清張
[出版社]光文社 カッパ・ノベルズ 松本清張短篇全集5
[初版発行]1964年3月25日

[感想等]
 松本清張の初期短篇のうち昭和31・2年に発表された6篇を収録している。

 表題作『声』は、数百人の声を聞き分けられる電話交換手が、
かけ間違えた電話に出た強盗殺人犯の声を聞くのだが、
その後、結婚した夫の会社の同僚がかけてきた電話の声が
その強盗犯だと気がついてしまったことで殺されるという事件を扱ったもの。
 警察が彼女にそういう過去があったことを知らないで、
それでも、犯人を追い詰めるという構成や犯人のアリバイ工作の方法が
なかなか面白かった。

 その他の収録作の中では、足利義昭を主人公にした歴史小説
『陰謀将軍』の義昭の行動や心理が興味深く描かれていたし、
映画俳優が過去に犯した殺人事件をめぐる『顔』という短篇は
以前から私が好きな話で、犯人の心理状態や意外な幕切れなど、
とても良く出来ている作品である。


声

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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