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2010.08.28 (Sat)

『人柱はミイラと出会う』

[著者]石持浅海
[出版社]新潮社 新潮文庫
[初版発行]平成22年2月1日

[感想等]
 表題作『人柱はミイラと出会う』など、7編を収録する
連作ミステリ短編集。

 「人柱」「お歯黒」「参勤交代」などの江戸の風習が残る
パラレル・ワールドの日本を舞台に、それらの風習に絡んだ
事件が、アメリカからの留学生・リリーの周囲で発生する。
 ホームステイ先の娘・慶子に日本の風習を教わりながら、
慶子の従兄で「人柱」を職業にする直海と出会ったリリーは、
事件の謎を鮮やかに解いていく直海に心惹かれていく。

 主人公・リリーの視点で物語が展開していくので、
不思議な風習のあるパラレルワールドの日本に、違和感無く
入っていける点が、良く出来ている。
 また、起こる事件も、殺人事件や犯罪行為だけでなく、
ちょっとした不思議や謎などもあって、日本の風習の
設定と共に、なかなか面白い。

 が、難を言えば、その風習の設定を良く理解していないと、
事件の謎を解く鍵が見えてこない点があることである。
 例えば、「人柱」にしても、私たちが知っている江戸の
風習とは異なった現代的なシステムになっている点が、
判っていないと、真相を先に見抜くことは難しいかも・・・。
 


人柱はミイラと出会う



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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 歴史 石持浅海

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