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2010.12.25 (Sat)

『飛鳥の怨霊の首』

[著者]吉村達也
[出版社]集英社 集英社文庫
[初版発行]2010年10月25日

[感想等]
 奈良の入鹿の首塚前で「飛鳥の怨霊の首」という言葉を
ノートに残し、自殺した天文学者・刈谷天星。
 彼は宇宙望遠鏡開発の「飛鳥」プロジェクトリーダーであるが、
専門外の歴史の分野で「天武天皇は唐の天文学者に操られていた」
などという説を唱え、物議を醸していた。
 彼は誰かに自殺に追い込まれたのだろうか?
 彼を死に追いやった原因は何だったのだろうか?

 天文学者として著名な人物が、キトラ古墳に残された星図から、
歴史で新説を唱えるという設定や、古墳に関する考察などに、
なかなか面白く感じられる部分もあったのだが、
結局、残された「禁断のキトラ遺跡に関する資料」とやらも、
どこが禁断?と思う位の内容で、さほど斬新には思えなかった。
 また、登場してくる学者や英光大学古代史研究会のメンバーが
事件解明にもっと積極的に絡んだりして、
死の謎だけでなく歴史的な新発見をするのかと思っていたら、
それもなく終わってしまったので、ガッカリしてしまった。

 何よりも、肝心の、刈谷の自殺の原因なども、
予想していた歴史学者達や学説が絡んだ事件などではなく、
故人の過去の恥に関するような出来事であったのには、呆然。
 最近の恥知らずな有名人たちの起こす事件などを思い出すと、
今時、こんなことで自殺するなんて・・・と残念すぎる原因で、
後味が良くなかった。



飛鳥の怨霊の首



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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステリ 歴史 吉村達也

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