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2011.06.04 (Sat)

『きのうの世界』

[著者]恩田陸
[出版社]講談社
[初版発行]2008年9月4日

[感想等]
 水路と3つの塔のある地方の町にある水無月橋で、
よそから来た男・市川吾郎が死んでいた。
 他殺と思われる彼は、失踪という形で姿を消して、
町に突然やって来て、何かを調べていたらしい。
 彼は何を探っていたのか、そして、彼を殺したのは
誰なのだろうか?

 町の人でさえ、由来を良く知らない黒い3つの塔がある
「水路の町」で、余所者が殺されたという事件に関して、
彼に接した町の人々、彼の足取りを調べる「あなた」と
呼ばれる人物(正体は後で判る)などの視点で、
描かれる物語である。

 時間が戻ったり、二人称、三人称と口調が変わり、
色々な人物の想像や回想が混じるので、事件の真相が
なかなか見えてこない点はとても上手く出来ている。

 が、被害者にソックリな弟の登場したのに、その弟が
上手くストーリーに使われていない気がしたし、
町の設定や黒い塔の謎解きは面白いと思ったのだけれど、
少々非現実的すぎる設定のような気がした。

 しかし、何よりも、最後に明かされた被害者の死の真相
には、ガッカリさせられた。

 これは推理小説ではなく、ファンタジーとして楽しむ
作品だったようだ。



きのうの世界




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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 小説 感想 ミステ 恩田陸

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